劣化油とは?

油を長期間にわたり保存したり、光や熱、酸素などの影響で油脂が劣化し、品質が悪くなった状態のものを”変敗”といいます。

 

このように脂が劣化するのは油が酸化してしまったからです。油は劣化、つまり酸化すると、変色や異臭、油に含まれている栄養素が減少するなどの、脂の風味や品質が低下するという症状が現れます。劣化した油を摂りいれると活性酸素が発生し体に悪影響が及びます。では劣化油と活性酸素の関係をみてみましょう。

 

劣化油が引き起こす活性酸素が及ぼす害とは?

劣化した油、つまり酸化した油を体内に摂りいれると、活性酸素や過酸化脂質という有害物質が体内で増えていきます。それにより、体内にある細胞が酸化してしまい傷がついてしまいます。その傷ついた細胞は、最終的には正常に機能するという働きをすることができなくなってしまいます。

 

その影響は細胞がある臓器にまで被害が及び、老化を早めたり、病気を引き起こすなどのトラブルのリスクを高めます。つまり老化や病気の原因は、細胞が酸化することにより生じるのです。ですから、健康な体で若々しさを保つためには、劣化油、つまり酸化した油を避けることが重要なのです。ではどのように酸化した油を避けることができるでしょうか?そのために、油が酸化する原因を知っておくことができます。

 

油が劣化・酸化する原因とは?

油が劣化する理由は大きく分けて3つあります。

 

1、熱
油は高温で加熱を繰り返すことにより、煙がたちやすくなったり、泡立ちが目立ってきます。これは熱により油が劣化している証拠です。特に熱に弱い脂肪酸の油を使用しているなら気を付ける必要があります。
2、光
油は光の影響で酸化が進みます。なので、油を保管する際に光を当てないように注意する必要があります。また油の劣化を防ぐため、遮光瓶や缶などの容器に入っているものを使うことができるでしょう。
3、酸素
油は空気に触れることで酸化していきます。少しでも空気に触れないように注意を払いましょう。

 

まとめ

劣化油は、油が酸化したもので、変色や異臭、油に含まれている栄養素が減少するなどの風味や品質が低下するという症状が現れます。劣化油を摂りいれるなら、活性酸素が体内で増加し、正常な細胞に傷がついてしまいます。

 

そのため、老化を早めたり、病気を引き起こすなどの健康に害が及びます。老化現象を抑え、病気のリスクを抑えるために、劣化油の使用は避けることができます。また油の劣化を進めないために、油の保存場所や空気に触れないなどの使い方にも注意を払うことができるでしょう。

関連ページ

安全な食用オイルの特徴
安全な食用オイルは、原材料がはっきりしています。たとえば、なたね油はなたねでできていますし、オリーブオイルはオリーブでできています。また、ゴマ油はごまからできていますし、ココナッツオイルはココナッツを原料としています。このように原材料がはっきり分かっているオイルは、安心して食用として使用することができます。
食用オイルソムリエになるには
食用オイルソムリエとは、さまざまな食用オイルに関する知識を有していることを証明する資格のことです。それにはオメガ3、オメガ6、オメガ9の脂肪酸などのオイルの分類、リノール酸やオレイン酸、αリノレン酸などの成分についての知識などが含まれます。 またオリーブオイルやホホバオイル、ココナッツオイル、アボカドオイルなどのオイルごとの特徴、健康に対する有効な効能や効果、美容効果、ダイエット効果などの活用方法も知識として求められます。
子育てにおすすめの食用油
お子さんがぜんそくや花粉症、アトピー皮膚炎などのアレルギー症状で悩まされているという方も少なくないことでしょう。実は、食事から摂取している食用油がアレルギー反応に影響を与えていることをご存知でしたか? 一般にサラダオイルとして市販されている大豆油、コーン油、紅花油、ひまわり油などはアレルギーを促進させる油です。
賢い食用油の活用方法
食用油は用途ごとに賢く使い分けるなら、より健康に、そしてより美肌へと近づくことができます。たとえば青魚など限られた食材ににしかな”オメガ3系脂肪酸”という栄養素は、脳梗塞や心筋梗塞の予防、アルツハイマー病や認知症を予防することで知られています。 しかし、青魚を毎日食べるのは難しいことです。そこでオメガ3系脂肪酸が含まれている「えごま油」を毎日小さじ1杯程度摂取するなら、血管を丈夫にするこができたり、血流アップ効果で脳を活性化することもできます。